俺たちの☆アイティー革命カッコカリ

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Pentax K-30 黒死病修理

概要

ペンタックスの安いデジタル一眼レフカメラに多い黒死病(絞り異常で黒い写真が撮れる)になったので重い腰をあげて修理した。

手抜きでジャンクから回収したA型の部品を交換しただけだが、今のところ問題なく動作している。

発症とその場しのぎ

昨秋久しぶりに登山に行くってことで充電ぐらいでカメラを持っていったらどうも写りが暗い。登りながら携帯で検索するとどうやらそういう不具合があるようだということがわかった。

試行錯誤の結果、ライブビューで撮ればどうということはないということが分かり、ミラーレス一眼みたいな使い方をしてその場はしのいだ。

簡易修理(失敗)

カメラを分解するのは怖いので、とりあえず磁石で消磁してみようとダイソーで磁石を買ってきて電動ドリルの先端につけてぐるぐる回してみたが数日で再発症。

情報収集

ネットで情報収集。主に分解方法と修理方法。修理方法には、大きく分けてソレノイドのA型部品を加工する(削る、半田を盛る)方法と、ソレノイドを古いペンタックスの一眼レフ(フィルム)から移植する方法の2種類があることがわかった。

加工するのは失敗例も散見されたので、部品ポン付けでいってみることにした。

分解方法については、ネジ位置の写真を数字入りでブログにあげてくれている人がいた。

部品取り機材

フリマアプリでMZ-50のジャンク品を送料以下で譲ってもらった後、ハードオフに寄ったらMZ-30がやはりジャンク置き場にあったので買った。全部で1,000円かかっていない。とりあえず分解方法がわからないまま見えるネジを全部外してMZ-30からソレノイドを2個摘出。MZ-50からは1個取れるようだ。

交換作業

ネットの写真を印刷した物に両面テープを貼り、外したネジをその位置に止めていく方法で分解と組み立てを行った。

ソレノイドのA型の金属部品だけ交換したが、ソレノイド(コイル部分)全体を交換するのが正しかったのかもしれない。

交換したら症状は出なくなったので結果オーライ。念のため余った交換用部品は手元に置いてある。

ついでにセンサークリーニングもした。

感想

普通に写るようになっただけでとても楽しい。